アロマホリック アウトドアスプレー

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今回は当社で開発と製造に関わっています
【虫よけスプレー】
この商品について説明したいと思います。

商品のポイント!!

まず、一番のポイントは使われている成分です
成分は精油(植物オイル)と水のみです。この他は何も入っていません・・・これが凄く難しい。
水と油はご存知の通り混ざりません、どんなに一生懸命に攪拌しても混ざることがないのが水と油・・・その水と油を特殊技術で混ぜて商品化したのがこの商品です。


↑写真:製造直後のアウトドアスプレー
液体が白く乳白になっています


↑写真:①製造後1ヵ月経過したアウトドアスプレー
上部にオイルが浮いていますが完全に分離はしていません


↑写真:①の1ヵ月経過した商品を軽く振った状態
軽く振るだけで水と油が混ざり合い全体が乳白になります

このように特殊な製造方法を用いることにより、乳化剤やアルコールを使用することなく製品化しています。

なぜ乳化剤やアルコールを使わないのか?

植物オイルを原料として扱うことの多い当社にとって、乳化剤やアルコールを使用してオイルを混ぜるのは簡単な作業です。
では、なぜアルコールすら使わないのか?

①燃えるから!
アルコールでオイルを混ぜようとすれば、アルコールをたくさん含んだ商品(高濃度アルコール液)となります。市販で販売している商品の中には引火する物もあり、屋外やキャンプなど火の近くで使用するかもしれない商品(液体)が燃えるようでは怖いですよね・・・実際に燃える商品が引火性液体の表記もなく雑貨で売られています。
お買い求めの際は成分確認!使用する前も成分確認!!引火性液体なら火気厳禁です。火の近くで使わないようにしましょう。
*当社の製品はもちろん燃えません

②アルコール(エタノール)に寄ってくる虫がいるから!
いやぁ~なヤツ、そう、あれ、ハエが寄ってきます。もちろんアルコールはスプレー後すぐに揮発しますが、ハエなどのアルコールに寄ってくる虫もいるなら使いたくないですよね。

③皮膚刺激!
速乾作用により肌が荒れます。アルコールも効果で考えたら弱ーい乳化剤なので仕方がないですね。

後、実はアルコールで混ぜようと思うと、脂肪酸を多く含むニームオイルのようなオイルが混ざりにくいのも理由の一つです。アルコールを使用した場合は、混ぜることを考えて水蒸気蒸留した精油と組み合わせるのが一般的ですが、精油は引火性液体で揮発も早く、効果が長持ちしない欠点をもちます。つまり『乾燥の早いアルコール+乾燥の早い精油=効果が長続きしない』
これらの理由により水と植物オイルのみで商品化することに至りました。

オイルへのこだわり

商品に使用しているオイルは全部で8種類。
レモンユーカリオイル・パインオイル・シトロネラオイル・ユーカリオイル・レモングラスオイル・ニームオイル・カランジャオイル です。
まずは、忌避効果の強いオイルを使うのが最重要。それでは次の基準は何でしょうか?
当社では残効性の高いオイルを優先的に使います。残効とは残ることを意味します。精油は揮発が早いため効果が長続きしませんが、油脂分の多いオイルは揮発が遅いため効果が長持ちします。
精油の即効力と、カランジャオイルやニームオイルのような持続性のあるオイルを組み合わせることで、天然系資材では得られない持続力をもたせてあります。とは言え持続力は薬剤には勝てませんが・・・。

以上が商品のポイントです。
自信作ですので、興味のある方は是非一度使ってみてください。
アウトドアスプレー
株式会社アミザージ社より発売中